空間ワークフローに必要な知見を入手する時間を短縮
ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric を使用することで、データ サイエンティストやデータ エンジニアは、Apache Spark の強力なコンピューティング機能を活用して、あらゆるサイズの地理空間データを効率的に処理し、大規模かつ複雑な解析を実行できるようになります。
地理空間データを、ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric での解析に使用できるデータ ソースとして、シームレスに統合します。
ArcGIS for Power BI を使用して解析から得た知見をレポートやダッシュボードに組み込み、インタラクティブなマッピングと解析を実現することで、組織の機能を強化します。
ロケーション インテリジェンスでビジネス上の意思決定を強化
ArcGIS for Microsoft は、地理データ、空間解析、位置情報サービスを Microsoft 365、Microsoft Power Platform、Microsoft Fabric に統合します。 Microsoft ユーザーは、マッピングの視覚化、空間解析と自動化、地理空間アプリケーション開発を実行できます。
ArcGIS for Power BI は、ArcGIS を開始するためにユーザー タイプを必要としない標準的な操作環境を提供します。 ただし、この操作環境では機能が制限され、ArcGIS データへのアクセスも制限されます。 ユーザー タイプと組み合わせると、データへの情報付加、バッファー解析、到達圏解析などの追加機能を利用できるようになります。
ユーザー タイプを使用すると、組織の信頼できる地理空間データにアクセスして、Power BI レポートにさらに詳細なコンテキストを追加することもできます。 各ユーザー タイプで利用可能な機能の詳細については、ユーザー タイプのページをご参照ください。
注意: ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric は、ユーザー タイプには含まれていません。 Microsoft Marketplace から購入できます。
ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric のサブスクリプションは、Microsoft Marketplace から購入可能で、更新オプションは手動か 30 日ごとの自動更新で利用できます。 30 日間の期間が終了する前に 500 コア時間を使い果たした場合は、必要に応じて追加のサブスクリプションを購入することで、ライブラリーを引き続き使用するのに必要な追加のコア時間を確保できます。
30 日間のサブスクリプションには 500 コア時間が含まれます。 このコア時間は 30 日間の期間内に使用できる、組織全体で共有の時間です。
コア時間とは、GeoAnalytics for Fabric ライブラリーを使用して空間データを処理および解析する際に消費されたリソースを追跡するのに使用される単位です。 GeoAnalytics for Fabric の関数やツール、データ ソースを使用してデータをアクティブに処理する場合に使用され、その使用状況は追跡され、サブスクリプションに含まれる合計コア時間から差し引かれます。 コア時間の使用状況は、ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric ダッシュボードを使用するか、geoanalytics.auth_info() 関数または geoanalytics.usage() 関数を使用して追跡できます。 コア時間の詳細については、ブログ「ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric のコア時間について」をご参照ください。
サブスクリプションは組織単位です。 サブスクリプション管理用のアクセス認証情報が 1 セット付属しています。 API キーを生成して、組織内の個人や複数のユーザーによる利用を容易にすることができます。 API キーベースのアクセスの設定の詳細については、ブログ「GeoAnalytics for Fabric での API キーベース認証の使用」をご参照ください。
購入後、新規のお客様には、ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric のサブスクリプションを有効化する方法が記載されたメールが届きます。 アカウント認証情報を作成し、それを使用して Microsoft Fabric 内の ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric ライブラリーを認証し、アクセスする必要があります。 詳細については、ブログ「新しい ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric アカウントの設定」をご参照ください。
購入してアカウントを作成した後、使用を開始する前に ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric をキャパシティー レベルで有効化する必要があります。 ライブラリーの有効化の詳細については、ドキュメントをご参照ください。 ライブラリーが有効になると、アクセス認証情報または API キーを使用してアカウント認証を行い、データ サイエンスやデータ エンジニアリングのワークロードにインポートできるようになります。
はい。 ArcGIS for Power BI ビジュアライゼーションは Power BI のコア ビジュアライゼーションであり、使用を開始するために AppSource から追加する必要はありません。
ArcGIS for Power BI は、他の Power BI ビジュアライゼーションと同様の操作環境を提供します。 レポートが照会されるときに、フィルターとして使用したり、フィルター処理したりできます。 他のコンテキスト レイヤーを使用してビジュアライゼーションをさらに拡張し、使用されているデータに関する追加の知見を提供することもできます。
Power BI を使用している場合でも、データ ハブを介してデータにアクセスしている場合でも、Power BI データセットの場合と同じ方法で位置情報を参照できます。 レポートでデータを参照する場合は、適切なフィールドを位置または経度と緯度のセルにドラッグします。
Fabric データを Power BI に取り込む方法の詳細については、Microsoft のドキュメントをご参照ください。
ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric や ArcGIS for Power BI など、ArcGIS for Microsoft Fabric に関する詳細については、次のページをご参照ください。
これらのリソースでは、特長と機能に関する詳細情報を提供しています。 一般的な技術に関する質問への回答については、ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric の FAQ および ArcGIS for Power BI の FAQ をご参照ください。
ArcGIS GeoAnalytics for Microsoft Fabric および ArcGIS for Power BI の Esri コミュニティーに参加することをおすすめします。 これらのコミュニティーは、質問したり、アイデアを共有したり、フィードバックを提供したりするのに最適な場所です。