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Esri の法的アクセシビリティ

Esri のアクセシビリティへの取り組み

テクノロジ業界では、製品やその機能が日々変化し、改善されています。 Esri は、製品の機能性を向上させることは各製品のユーザーの効率性を高める上で重要であるものの、機能をすべてのユーザーが簡単に利用できるようにすることも同様に重要かつ必要であることを理解しています。 すべてのユーザーが製品にアクセスできるようにする取り組みは、進化するアクセシビリティ機能の精力的な調査から始まり、これらの機能を継続的に開発して Esri の製品ライン全体の GIS 機能に反映しています。 Esri は ArcGIS のリリースごとに、お客様が製品を快適に利用し、十分な情報に基づいて最適なサービスを提供する Esri 製品を選択できるよう努力を重ねています。

アメリカ合衆国のお客様

米国での第 508 条準拠
1973 年リハビリテーション法第 508 条 (29 U.S.C. 794d) により、連邦政府機関は最も簡単にアクセスできるような技術製品を調達することが義務付けられています。 各機関の判断を支援するため、VPAT® バージョン 2.4 改訂 (2022年3月) を基準とし、Esri はさまざまな製品の VPAT (Voluntary Product Accessibility Templates) を公開しています。

Esri ACR は、お客様がアクセシビリティのニーズに最適な製品を評価および選択できるよう、第 508 条等個別のアクセシビリティ基準に関連して、製品の適合領域を詳細に説明することを目的としています。 ACR は当社のお客様すべてにもっとも正確で最新の情報を提供するよう、定期的に更新しています。

米国での WCAG 適合
2017 年、US Access Board は、第 508 条の対象となる情報通信技術の要件に関する規則を発表しました。 これらの要件には、Web Content Accessibility Guidelines 2.0 を基準として反映し、レベル A およびレベル AA の達成基準と適合性要件 (WCAG 2.0 A および AA) を Web サイトのほか、Web 以外の電子文書やソフトウェアにも適用することが含まれています。

米国での ADA 適合
米国司法省は、ADA (Americans with Disabilities Act) が Web サイトや Web ベースのアプリケーションにも適用されるという意向を支持していますが、法的に統一されたアクセシビリティ基準についてはまだ判断を下していません。 これにより、WCAG 2.0 A および AA 要件が ADA の II および III 編において多くの州および地方自治体ならびに事業体には現在の基準となることになります。

米国以外のお客様向け

米国以外の WCAG 適合
米国以外のお客様の多くは、アクセシビリティ法令が WCAG 2.0 A および AA 要件を基準とする管轄地域に所在するため、追加で17の達成基準および適合要件を規定している WCAG 2.1 A および AA 要件への移行が増加するとEsriは考えます。 これらの追加要件は、主に視覚、認知、学習などの障害を抱える人々のアクセシビリティを改善し、モバイル機器全体のアクセシビリティを向上させることを目的としています。

この移行に対応するため、WCAG 2.1 A および AA 要件が Esri ACR に組み込まれました。 Esri では、新しい WCAG 達成基準が既存のサポート対象基準に追加されるため、引き続きそれらを評価および追加します。

Esri のアクセシビリティについてのお問い合わせ

ArcGIS 製品に付属する身体障害、デジタル アクセシビリティ、または補助テクノロジについて、お客様の情報を共有して、質問やご意見をお送りください。 ご連絡をお待ちしております。